現在、世界において核を所有している国は8ヵ国で、中でもアメリカとロシアで全体の90%以上を占めていると言われています。そんなアメリカの核シェルター事情としては、人口当たりの普及率が82%と高水準です。更に、潜水艦に搭載しているものと同型の発電機を備えたシェルターがアメリカ全土に72ヵ所も設置されており、その中には連邦議会用の巨大シェルターがあることも明らかになっています。
なお、そのシェルターのいくつかにはスーパーマーケットや娯楽施設なども設置されているため、長期に亘り生活可能というから驚きです。これは核保有国であるがゆえに、他国から核攻撃されるリスクも高くなっていることの表れと言えるのではないでしょうか。